まずはここから!アカウントの構造を理解して、短時間で成果の上がるアカウントを作ろう【顕在ユーザー編】
前回は見込みユーザーを狙うキャンペーンについて考えましたが、今回は顕在ユーザーを狙うキャンペーンについて考えてみたいと思います。
顕在とは、(はっきりと認められるように)かたちに現れて、あることです。よって今回は、ハンドメイドバックが欲しいと思っているユーザーとします。
顕在ユーザーの商品購入前の行動とは?
狙うターゲットが決まった後に考えるべきことは、そのターゲットが商品を購入するまでにどうやって行動するのかです。今回のようにハンドメイドバックを購入しようとしているユーザーは購入までにどういった行動をとるでしょうか?
例えば、購入前に行う行動としては以下のような方法が考えられます。
- 友人にオススメのハンドメイドバッグを聞く
- 雑誌でハンドメイドバッグについて調べる
- インターネットでハンドメイドバッグについて検索する
今回はオンラインショップということもあり、ターゲットとするユーザーの多くはインターネットで検索行動を行うと仮定しますが、狙っているユーザーの多くがインターネットでは検索せず口コミや紹介で商品にたどり着く場合はWeb広告の配信を行っても費用対効果が悪い場合が多いです。
集客を行う上では、どの方法が最も効率よく低単価で多くのユーザーを集めることができるかを考えるようにしましょう。
顕在ユーザーの検索行動とは?
ハンドメイドバッグを欲しいユーザーが検索エンジンで検索を行う場合、どういったクエリ(検索語句)で検索するでしょうか?
- 「ハンドメイドバッグ 通販」
- 「ハンドメイドバッグ 買いたい」
- 「ハンドメイドバッグ 1万円以下」
- 「ハンドメイドバッグ おすすめ」
- 「ハンドメイドバッグ 人気」
などでしょうか?
しかしながら、これらのクエリの中でも優先順位があります。
一見するとどれもハンドメイドバッグが欲しいというニーズを読み取ることができますが、「ハンドメイドバッグ 1万円以下」や「ハンドメイドバッグ 人気」は、ハンドメイドバッグを作りたい。といった狙っていないニーズの可能性もあります。
そこで確実に購入の意思がクエリから読み取れるキーワードとそうでないキーワードを別広告グループ二することで、入札単価に差が付けれるようにしましょう。
顕在ユーザーは見込みユーザーとは違って、検索語句の幅も広がります。様々なクエリを登録する場合、ほぼ100%の確率で自分が予期していなかったクエリにまでキーワードが拡張する場合があるので注意しましょう。
「キーワードが拡張する」という聞きなれない言葉が出てきましたが、これについては後日別記事で後紹介します。
また、予期せぬキーワードに広告が配信されていた場合はキーワードの除外登録などを行う必要があるのですが、それについても後日別記事でご紹介いたします。
まとめ
顕在ユーザーは多くの場合、検索クエリから商品購入の意欲が読み取れる場合が多いです。登録するキーワードも、キーワードから購入の意思が読み取れるものを登録しましょう。
また、キーワードの選定にはユーザーの立場に立って考えることが重要です。自分がハンドメイドバッグを買いたいと思った時に、どういったキーワードで検索するのか?そもそもインターネットで検索するのか?など、ユーザーの目線でキーワードを決めましょう。そうすれば、間違ったキーワードを選定することはないはずです。